愛情を注ごう

~子育てセミナー中~

先生
というわけで怒るより褒めるが大切なんです
ミドリさん
なるほど・・・。
先生
これからお子さんを褒めてくださいね。毒親は怒る。優しい母は褒めるのです。
ミドリさん
よし!明日から「褒めるお母さん」になるぞ!

翌日・ミドリさん家

ミドリさん
って学んでみたものの。
うえぇーん!
ミドリさん
泣かせてるじゃないかー!ワタシ!!なんでー?
ミドリさん
 ねぇ?アゲアゲくん「上手な褒め方」を教えてくれない?
アゲアゲくん
喜んで!
ミドリさん
私、褒めるお母さんになりたいの。
アゲアゲくん
ほえ?
ミドリさん
いや、「ほえ」って。
アゲアゲくん
何故ですか?
ミドリさん
毒親は怒る、そうじゃない親は褒めるって習ったの!
アゲアゲくん
・・・あぁ。
ミドリさん
な、なによ?
アゲアゲくん
あぁ・・・
アゲアゲくん
ああああぁ・・・
ミドリさん
なになになに??その凹み方は??
アゲアゲくん
嫌な予感が。
アゲアゲくん
「褒めて伸ばそう」と思ってます?
ミドリさん
思ってます。悪いの??
ミドリさん
アゲアゲくんなら良い褒め方を知っているでしょ。
アゲアゲくん
うん、まずは落ち着きましょう。
ミドリさん
え?
アゲアゲくん
焦ってますよね。
ミドリさん
うん・・・。

 

アゲアゲくん
僕の話すのはアゲ親になる方法「アゲ親学」です。
ミドリさん
うん。
アゲアゲくん
アゲ親とは毒親の反対だと思ってください。
ミドリさん
うん。
アゲアゲくん
まずね。僕が言いたいのは。
アゲアゲくん
ミドリさんは毒親じゃないってこと!
ミドリさん
・・・ん?
アゲアゲくん
本当の毒親は「毒親かも?」とも思えない人です。
ミドリさん
それはそうだね。
アゲアゲくん
ここ、スゴく大事なんです。
アゲアゲくん
「毒親かもしれない」
アゲアゲくん
そう思えた時点で「底」は抜けたということ。
ミドリさん
あ・・。そうか。以前の私は「これが正しいんだー」って突っ走ってたな。
アゲアゲくん
そうなんです。最早「底」は抜けてますから。
ミドリさん
自覚がないんだけど。
アゲアゲくん
そういうのって後から来るモノですから。
ミドリさん
・・。ありがとう。ちょっと希望が見えてきた。
アゲアゲくん
良かった。気負うのは良くないですからね。
アゲアゲくん
コーヒーでも入れましょうね。
ミドリさん
うん。ありがとう。

ミドリさん
ずずず・・
ミドリさん
ふぅ・・・。
アゲアゲくん
落ち着きましたか。
ミドリさん
うん。
アゲアゲくん
良かった。
アゲアゲくん
ではでは。「褒める」について話しますね。
ミドリさん
うん。よろしく!
アゲアゲくん
「褒めるのが大事」ってわけでもないですよ。
アゲアゲくん
「褒めるお母さんになるんだ」と思った。でも結果怒っちゃった。
アゲアゲくん
今のお悩みはこうですよね?
ミドリさん
うん。
アゲアゲくん
忘れましょう!!キレイさっぱりと!
ミドリさん
・・。なぜ?
アゲアゲくん
褒めることに疲れちゃうから。
ミドリさん
アゲ親は褒めないの?
アゲアゲくん
無理せず褒めますね。
ミドリさん
んー。なぜそんなことが出来るんだろう。
アゲアゲくん
焦ってないからですよ!
アゲアゲくん
相手をどーしよーとか、こーしよーとかないんです!
アゲアゲくん
わーこんなことできたのー!?ママビックリ!すっごいー!♪
アゲアゲくん
っていう感じで喜ばせるためだけに褒めるのですよ。
ミドリさん
そうか!余裕があるからだね
アゲアゲくん
「私がなんとかしなければ」って思ってませんか?
ミドリさん
思ってるよー。だから教室通っているんじゃない。
アゲアゲくん
「私がなんとしないと」と思わないでいいですよ。
ミドリさん
あぁ・・。そうかも。
ミドリさん
私、自分を追い詰めてたのかな?
アゲアゲくん
はい。ミドリさんは大丈夫です!
アゲアゲくん
気負わないことが、褒めるコツ!
ミドリさん
分かった。ありがとう。
アゲアゲくん
では。続けましょう。
ミドリさん
はい。
アゲアゲくん
人ってね。エナジーで生きています。
ミドリさん
エナジー
アゲアゲくん
スマホのバッテリーのようなもの。
アゲアゲくん
「3」は絶好調!
アゲアゲくん
「1」はピンチ。
アゲアゲくん
意識したことないでしょ?失礼ながら!
ミドリさん
はい・・残念ながら・・
アゲアゲくん
エナジーは愛情とも言えます。
アゲアゲくん
「この子は愛情で満たされているかな?」
アゲアゲくん
こう思えるといいですね!
ミドリさん
いやー出来てないよー!
アゲアゲくん
いやいや、大丈夫です。これにはコツがあります。
ミドリさん
ん?
アゲアゲくん
ミドリさん今、大変ですよね。
ミドリさん
うん。
アゲアゲくん
毎日が戦いみたいになってないですか?
ミドリさん
うん・・・。
アゲアゲくん
こうやってね、共感されることなんですよ。
ミドリさん
共感・・。
アゲアゲくん
怒るミドリさんだって・・辛いんですよね。
ミドリさん
・・・あぁ。ありがとう。

 

「底」は抜けています。

「母親学」など親向け講座は沢山あります。

このサイトも「アゲ親学」という親向け講座です。

 

毒親にも度合いがあります。

セミナーなどに通っている時点で「底」は抜けています。

 

ここを言わない講師はやはりいます。

言わない理由は・・まぁご想像の通りです。

 

褒めない親でもアゲ親になれます。

バリバリのキャリアウーマンでもアゲ親になれます。

 

「特別なスキルを身に付けないといけない」

そんなのはウソですよ。

 

まずは落ち着いてください。

「毒親になりたくない」と思えた時点で、一歩抜けています。

 

強制が減ったはずです。

心の中で「ゴメンね」と思ったはずです。

 

そう思っただけで、相手には伝わっているものなんです。

 

ある中学生のお子さんを育てているお母さんの話です。

ご自身の親が毒親で、色んなセラピーに通われていました。

 

何十万円もする講座にも出たそうです。

でも変わらなかった。「自分はもうダメだ」と思ったそうです。

 

今は、お子さんと仲良くなられています。

お子さんと好きなアイドルが同じで、親子で追っかけをするようになりました。

 

ちゃんと方法はあり、手順の問題です。

その手順として「まずは落ち着くこと」ですから。

 

さて、人は愛情で動いています。

「人にはエナジーがある」と思っていてください。

 

エナジーは悲しいことや辛いことで減っていきます。

自分が減っていると、子どもにも渡せません。

 

自分のエナジーを増やすことです。

そのために、嬉しいことをする。

 

単純ですが、これが方法となります。

 

ではエナジーが増えたとして。

お子さんに対するカンタンな増やし方をお話します。

 

具体的にはどうするのか。

ミドリさん
エナジーを増やすのはわかったけどさ。
ミドリさん
具体的にどうすればいいか分かんないよ。
アゲアゲくん
まず条件として、嬉しいことをして、エナジー増やしてくださいね。
ミドリさん
うん、私自身に余裕がないと、だね。
アゲアゲくん
はい。「このままではいけない」と分かった時点で「底」は抜けていますから。
アゲアゲくん
遊んだって大丈夫です。
ミドリさん
気負わずにだね。
アゲアゲくん
はい。
アゲアゲくん
今から話すことも無理にはしないでいいですよ。
ミドリさん
分かった。
アゲアゲくん
一つ方法を教えます。
アゲアゲくん
目が合ったとき微笑んでください。
ミドリさん
・・それだけ?
アゲアゲくん
はい。

 

ミドリさん
・・・。
ミドリさん
・・・ニコっ
・・・?
ミドリさん
くぅー。難しい。
ミドリさん
・・・ニコっ

~数日後~

ミドリさん
 ・・・ニコっ
ミドリさん
出来る様になってきた!
ママー♪
ミドリさん
これってー!!♪♡
アゲアゲくん
良い感じですねぇ。

 

毒親にならない方法はある。

お子さんと目があったとき、ニコッと笑う意識を持ってください。

カンタン過ぎる話ですが、これがバロメーターにもなります。

 

出来なくても気にしなくていいですよ。

その場合はエナジー不足です。

 

誰でもエナジー不足したら、優しくなれません。

アゲ親とは満タン「3」の状態なんです。

 

親子関係は、後になってから結果が出てきます。

ことわざで「夜明け前が一番暗い」と言います。

 

きっとこの記事を読む前に「最も暗い出来事」が起きたはずです。

それは夜明けの合図でもあったんです。

 

諦めない限り必ずアゲ親になれます。

大丈夫です。